<オリックス1-0ロッテ>◇14日◇京セラドーム大阪

オリックス山本由伸投手(23)が8回118球5安打無失点の好投で、リーグトップタイとなる4勝目をマークした。最速157キロの直球を武器に9三振を奪った。

エースは冷静沈着な投球で、32試合連続4得点以下と苦しむ打線を助けた。初回に福田、宗の連打に敵失が絡んで先制したが、結果的に2安打のみ。白星をつかむには、スコアボードに0を並べるしかなかった。

いつもの笑顔が、マウンドに芽生えた。山本は5月3日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で、柳田に自身初のグランドスラムを浴びるなど、6回途中自己ワーストの7失点でKOされた。

リフレッシュの意味合いもあり、翌4日に出場選手登録を抹消された。中10日で挑んだ一戦でチームの連敗を止め、再び4位に浮上させた。

登板前日には「しっかり練習しました。良い時間を過ごせた」と充実の表情だった。前回悔しさを知ったマウンドで、今回は笑みを絶やさなかった。完全無双を目指すエースが、また前に進んだ。【真柴健】