英大衆紙『ザ・サン』が掲載した記事によると、マンチェスターUのラングニック監督が定例会見で「若手もベテランも一つになり、チームとしてプレーし、ユナイテッド(連帯)しなければならない」と語り、若手選手とベテラン選手の間に”壁”があることを認めた。

 スールシャール監督を解任に追い込んだ不振の余韻が、63歳ドイツ人知将ラングニック氏の暫定監督就任後も続くマンチェスターU。そうした現状を鑑み、1月13日、ロナウド自身がインタビューに応じ、「6位や7位になるためにここに来たんじゃない。しかし選手の姿勢が変わらなければ悪夢のようなシーズンになる」と発言していた。

 また若手選手が経験値の高いベテラン選手の”アドバイスを聞かない”と明かして、チーム内の分断も示唆し、今季不振の原因を明らかにした。このロナウド発言を受け、ラングニック監督もチーム内に分断があることを認めた上で、スーパースターを後押しした形になった。

 ラングニック監督はさらに、「ロナウドが言う通り、ボーイズ(若手選手)には時に直接、それが控え室でも、強い態度で語りかける必要がある。そうしてチームを一つにまとめる必要がある」と続けて、若手にロナウドをはじめとするベテラン選手の忠告に耳を傾けるようにと訴えた。

 「サン」紙の報道によると、マンチェスターUの若手の中ではロナウドを恐れる空気があり、特に試合中のロナウドへのパスミスを恐れるあまり、チームの得点王にパスが出ない大きな原因となっているという。確かにバロンドール5回受賞者の存在に萎縮する気持ちも理解できる。しかしラングニック監督は若手がイングランド、スペイン、イタリアで数々のタイトルを勝ち取ったロナウドを満足させるプレーができるようになることが強豪復帰への”近道”とし、今回の会見でロナウドを擁護し、若手の奮起を促した。