☆早稲田大vs明治大1回戦
早稲田大 400 010 000=5
明治大  020 030 10×=6
【早】小島、清水、●大竹—岸本、小藤
【明】水野、〇齊藤—氷見、清水風
本塁打:明治大・河野《7回ソロ》

 早くも迎えた優勝候補同士の大一番。3季連続優勝を狙う明大は、右腕・水野匡貴(4年・静岡)、3季ぶりのリーグ制覇を目指す早大は、左腕・小島和哉(3年・浦和学院)が先発。ともに開幕週で2連勝スタートを切った後に1週を明けての神宮決戦に臨んだ。
 試合はいきなり動く。1回表、早大が明大・水野の立ち上がりを攻め、2死1、3塁から5番・岸本朋也(3年・関大北陽)、6番・長谷川寛(4年・仙台育英)が連続タイムリーを放つと、相手の守備の乱れで1点を追加した後に7番・織原葵(4年・早稲田実)にもタイムリーが生まれ、初回から6安打を集めて4点を先制した。

1回表、早大・岸本が先制タイムリーを放つ=神宮球場

 開始早々のプランの崩れた明大だったが、すぐさま反撃開始。2回裏、今一つピリッとしない早大・小島から2死満塁として、押し出し四球と1番・渡辺佳明(3年・横浜)のタイムリーで2点。5回表に1点を加えられて3点差とされたが、直後の5回裏に2死2、3塁から7番・河野祐斗(4年・鳴門)がセンターの頭上を越すタイムリー3塁打を放って1点さとすると、続く代打・宮崎新(4年・履正社)の打球が一塁ベースに当たって方向が変わるラッキーな内野安打で同点に追い付いた。
 そして迎えた7回裏、1死走者なしから河野が再び打席に入ると、今度は「ストレート1本に絞っていた。打った瞬間でした」と、早大3番手・大竹耕太郎(4年・済々黌)からレフトスタンドへ飛び込む勝ち越しのソロ本塁打。

7回裏、勝ち越しのソロ弾を放った河野を迎える明大ベンチ=神宮球場

投げては、1回2死からリリーフ登板した齊藤大将(4年・桐蔭学園)が尻上がりに調子を上げ、8回1/3を5安打1失点で7奪三振の好投。6回以降はパーフェクト投球で締め、見事な逆転勝ちへと繋げた。

1回途中からリリーフして好投した明大・齊藤=神宮球場

◎明治大・善波達也監督
「齊藤が完投みたいになりましたけど、後半から粘り強く持ち味を出してくれた。(途中出場の捕手・)清水がリズムを出してくれて、齊藤が気持ち良く投げてくれた。清水が守れたのが収穫ですね。あとは河野の長打ですね。勝負強さとまで言って言いかは分かりませんが、いいところで打ってくれました。思い切ったプレーをできるのが良さですね」
◎齊藤大将投手(4年・桐蔭学園)
「どの場面でも準備はしているんですけど、今日は肩を作り切れていなかった。追加点を与えてしまったことも反省です。最初の東大戦の時はストレートが抜けていましたけど、今日はストライク先行でどんどん攻めて行けたのが良かった」
◎河野祐斗内野手(4年・鳴門)
「いい試合の入りではなかったですけど、オープン戦でも経験していますし、コツコツ1点ずつ返して行けば、と。とにかく1点ずつという気持ちでした。(5回のタイムリー3塁打は)打ったのはスライダーだと思います。(勝ち越し本塁打は)ストレート1本に絞って振った結果です。東大戦で(ミスをして)悔しい思いをしているので、取り返したいという気持ちでした。でも今日の話は今日で終わり。また明日、勝つことに集中して、2連勝したい」