22日に行われた「Top of the Top 2021」(葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンター=東京都)のリード決勝は、男子は村下善乙が優勝、悪天候により準決勝の順位が最終成績となった女子は谷井菜月が優勝を飾った。以下、決勝を終えた選手たちのコメント一覧。


村下善乙(男子優勝)
「普段あまり優勝することがないのですごくうれしい。(パフォーマンスは)100点満点。決勝は下部が悪く持久力が必要な感じで、上のほうは意外と行けた。(雨などの)コンディションはそこまで気にならなかった。(来年2月開催で出場予定の)リードジャパンカップに調子を合わせて実力をしっかり出せるように頑張りたい。今年W杯で決勝に残ることができたので、来年は表彰台に乗れるようにしたい」


藤井快(男子2位)
「上出来だと思う。見据えているのは来年2月のジャパンカップ。その前に課題を見つけようと思っていたので、上出来すぎてどうしようかと悩んでいる。(雨などのコンディションについては)湿度は感じていたが、ホールド自体は濡れていなくて、ベストではなかったが僕には大きな影響がなかったと思う。(明日のボルダリングに向けて)今取り組んでいることがどこまで通用するか確認がしたい」


楢崎明智(男子6位)
「みんなが苦戦していたり、気持ち悪かったりするパートでストレスを受けずに最終面まで課題を組み立てることができた。レストポイントも見えて、登る能力の成長を感じることができた。最後の最後でムーブを迷ってしまい、結果的には足が滑って落ちてしまったが、全体的にはそこまで悪くなかったと思う」


谷井菜月(女子優勝)
「準決勝はとてもいい登りができたので、この登りをまた今後の大会でもできるように頑張りたい。決勝は壁から雨水が染みだしてきていて思うような競技ができず悔しい。これから(来年2月の)ボルダリングジャパンカップ、リードジャパンカップと続くので、それに向けて頑張っていきたいと思う」


森秋彩(女子2位)
「準決勝で足をスリップさせてしまったのが命取りとなった。そこは自分の実力不足だと思うし、決勝でも完登して優勝したいという目標を達成できず悔しかったが、この悔しさをバネにしてまた来年に向けて頑張りたい。ホールドが濡れていたり、足が滑ってしまったりしたが、本当に強い選手であればこういう状況でも完登できたと思うので、そこはまだまだ実力が足りないところ。(久しぶりの大会となったが?)大学進学という進路が定まってきて、そろそろ勉強から競技のほうに移っていこうという感じで、少しずつ大会に出始めている。観客の方に入ってもらうのもすごい久し振りだったし、こういう緊張感がある大会に出るのも久々ですごくいい刺激になった。やっぱり大会は楽しいとあらためて実感した。(プロではなく大学進学の道を選んだ理由は)クライミングのプロだけが人生じゃないし、現役後のことを考えた時に大学に行っていたほうが有利な部分は多いと思う。学生時代にしか学べないこともまだあると思うので、うまくクライミングと勉強の両立を頑張って、どちらも充実した生活を送りたいと思ったから」

CREDITS

取材・文

編集部 /

写真

窪田亮

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