スポーツクライミング・リード競技の2017年日本代表が4月7日、日本山岳・スポーツクライミング協会より発表された。

3月に開催されたスポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017で優勝した中野稔(広島県連盟)や野口啓代(茨城県連盟)など上位入賞者から、2017年12月31日の時点で満16歳以上の選手が選出されている。

■男子代表選手
・是永敬一郎/S/埼玉県連盟/21歳
・波田悠貴/A/埼玉県連盟/19歳
・藤井快/A/東京県連盟/24歳
・樋口純裕/A/東京県連盟/24歳
・中野稔/B/広島県連盟/33歳
・楢崎智亜/B/栃木県連盟/20歳
・緒方良行/B/福岡県連盟/19歳
・沼尻拓磨/B/茨城県連盟/24歳
・清水裕登/B/愛媛県連盟/21歳
・島谷尚季/B/千葉県連盟/20歳
・原田海/B/大阪府連盟/18歳
・武者知希/B/北海道連盟/19歳
・野村真一郎/IFSC/神奈川県連盟/20歳

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017男子、左から2位の楢崎智亜、優勝の中野稔、3位の波田悠貴
日本選手権で決勝の課題に挑戦する中野稔

■女子代表選手
・小林由佳/S/茨城県連盟/29歳
・野口啓代/A/茨城県連盟/27歳
・大田理裟/B/山口県連盟/24歳
・田嶋あいか/B/三重県連盟/18歳
・小武芽生/B/東京都連盟/19歳
・義村萌/B/三重県連盟/20歳
・野中生萌/B/東京都連盟/19歳
・森脇ほのか/B/大阪府連盟/17歳
・戸田萌希/IFSC/東京都連盟/17歳

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017女子、左から2位の大田理裟、優勝の野口啓代、3位の森秋彩は現在13歳のため選考対象外
日本選手権で決勝の課題に挑戦する野口啓代

氏名の後の記号は、「S」が国際スポーツクライミング連盟(IFSC)の主催大会へ派遣を優先的に行う、「A」がS代表の次に派遣を優先的に行う、「B」がA代表の次に派遣を優先的に行う。「IFSC」はIFSC枠保持選手。

リード日本代表の木村伸行ヘッドコーチは、「日本は世界選において、決勝進出を狙える選手が他国と比べて圧倒的に多く存在している。国内選考大会で代表を勝ち取ることができたすべての代表選手に活躍が期待できる。目標は混戦状態にある国別ランキングのトップ3の確保、安定的に表彰台を狙えるチームを築き上げること」と語る。

また選手強化委員長の小日向徹氏は、「今年3月に開かれたIFSC総会でオリンピックフォーマットが決議されたことで、強豪各国の選手強化がさらに本格化され、おそらく日本にとって厳しいシーズンになる。各国が2020年(の東京五輪)を見据え、複合種目対策としてトップレベルのボルダー(ボルダリング競技)選手のリード競技への参加を促すと思われる。これまでと違う展開の中で日本の総合力が問われてくる」と予想している。

リード競技は国内で6月に愛媛県西条市で第31回リード・ジャパンカップが開催され、7月のスイス・ヴィラールを皮切りにワールドカップ(W杯)シリーズが始まる。

なお長年に渡り女子代表に選ばれてきた小林由佳は、1月に今後W杯から退くことを表明している。

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、男子で優勝した中野稔(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、男子で優勝した中野稔(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、女子で優勝した野口啓代(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、女子で優勝した野口啓代(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、男子優勝の中野稔(中央)、2位の楢崎智亜(左)、3位の波田悠貴(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、男子優勝の中野稔(中央)、2位の楢崎智亜(左)、3位の波田悠貴(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、女子優勝の野口啓代(中央)、2位の大田理裟(左)、3位の森秋彩(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会2017、女子優勝の野口啓代(中央)、2位の大田理裟(左)、3位の森秋彩(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会決勝に挑む小林由佳(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行

スポーツクライミング日本選手権リード競技大会決勝に挑む小林由佳(2017年3月5日)撮影:五味渕秀行