日本サッカー協会は14日、技術委員会を開き、オンライン取材に応じた反町康治技術委員長(57)は日本代表の森保一監督(53)について「全面的にサポートしていく」と強調した。13日には田嶋幸三会長(63)も「しっかりサポートしなければ。勝っている時にそういうこと(監督交代)を考えるタイミングではない」と現体制を維持する考えを示していた。

 7日のサウジアラビア戦には敗れたが、反町技術委員長は「勝つことができなかったからと言って、全部『ダメ出し』している訳ではない。良いところもたくさんあった」としつつ、攻撃での積極性などが足りなかったと指摘。12日のオーストラリア戦では先発メンバーや布陣を変更したことで「攻撃の分厚さ、中盤でのボール奪う強さが出ていた。そこは非常に評価してもおかしくない」と述べ、10月の2連戦を総括した。

 オーストラリア戦の結果次第では森保監督の進退問題に発展した可能性もあったが、反町技術委員長は「外圧もあるが、私の立場としては当然ながら100%以上のものをサポートする。我々としてはブレずにやっているということは理解してもらいたい」と力を込めた。

 前半戦のヤマ場とされていたサウジアラビア、オーストラリアとの2連戦は1勝1敗の勝ち点3という結果で終えた。反町技術委員長は「結果は当然、重視しないといけない」としながらも、「森保監督もファイティングポーズを取りながら、選手としっかり話し合いながら、向き合いながらやっている姿は評価しないといけない」と語った。

 また、サウジアラビアに敗れた直後、主将のDF吉田麻也(サンプドリア)が「結果が出なければ協会、監督、選手も責任を取る覚悟はできている」と発言したことについては、「私も含めて、みんなが責任のある仕事をしている。(発言は)理に適っている」と理解を示し、「私も自分の立場を考え、そういうことも頭に入れて活動している。そのために全力をサポートしていることは間違いない」と日本協会としての覚悟を示した。