はなくいどり バレーボールのVリーグが10月開幕するね。奈良にもチームがあるよね?

 A 「奈良ドリーマーズ」だね。男子のチームで、今季V2(2部リーグ)に昇格したよ。

 は いつから活動しているの?

 A 創部は2006年。当初は大阪府に本拠地を置いていた。Vリーグ参入を見据えてホームタウンを探しているときに、Vリーグのチームがなかった奈良県を紹介され、15年に奈良市に移転したんだ。同年、Vリーグの当時の3部リーグに参戦して、19年度のシーズンに初優勝を飾った。

 は プロのチームなの?

 A 選手たちは地元企業や、スポンサーの会社などで働いているんだ。尾上尚史ゼネラルマネジャーは「セカンドキャリアのために、バレーだけではなく社会でしっかりと通用する人材を育てている」と話している。大学生の選手もいるよ。

 は 試合以外の活動は?

 A 県内での競技の普及にも取り組んでいるよ。中学生のジュニアチームを運営したり、保育園児から高校生まで幅広い年代を対象にバレー教室を実施したりしている。

 は 地元出身の選手も活躍しているのかな。

 A 今季は10月8日時点で22人の選手が登録されている。このうち、キャプテンで大和郡山市出身の高橋和希選手ら6人が県内出身だ。

 は 今季はどんなチームなの?

 A チームでは「全体的に身長は低いが、うまいプレーができる選手が多い」と分析していて、言上(ごんじょう)真一監督は「昨季はブロックが弱かったので、意識して練習してきた。ブロックに引っかけてボールを拾って切り返す、粘り強く泥臭いバレーをしたい」と話しているよ。

 は 昨季は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあったよね。

 A そうだね。練習が十分にできなかった上に、リーグ戦は3分の1が中止になり、ホームゲームも無観客だった。けが人が重なったのもあって結果は1勝5敗の最下位。チームは「不完全燃焼だった」と振り返る。

 最下位だったけど、V2昇格はシーズン前には決まっていた。今季は一番下からのスタートになるけど、高橋選手は「どこが相手でも胸を借りるつもりで一生懸命戦って、一つでも多く勝ちたい」と意気込んでいるよ。目標は15チーム中の中位以上だ。

 は どんな試合ができるか楽しみだね。見に行きたいな。

 A 新型コロナの感染状況にもよるけど、ホームゲームは一般客も入場できる予定だ。11月27、28日と12月4、5日は奈良市の西部生涯スポーツセンター体育館で、来年3月12、13日には橿原市のジェイテクトアリーナ奈良で試合がある。3月の2日間は、男子V1のジェイテクトSTINGS(愛知県刈谷市)の試合も同アリーナである(チケットは別売り)。言上監督は「自分たちが元気に試合をしている姿を通して、バレーの楽しさを伝えられたら」と話しているよ。

 県内ではこのほか、1月8、9日に同アリーナでジェイテクトの、1月15、16日に大和郡山市の金魚スクエアで男子V2のきんでんトリニティーブリッツ(大阪市)のホームゲームもあるよ。(上田真美)