東京パラリンピックの視覚障害柔道女子57キロ級で5位入賞した広瀬順子選手(30)と、視覚障害柔道男子90キロ級で7位入賞した悠選手(42)の夫妻が14日、愛媛県庁を表敬訪問した。中村時広知事は2人の活躍をたたえ、「愛顔(えがお)のえひめ文化・スポーツ賞」を贈った。

 順子選手は3位決定戦の延長戦で相手に技ありをとられ、惜しくもメダルを逃した。悠選手は2回戦で敗れたが、前回大会でかなわなかった1勝を挙げた。

 「メダルに届かず悔しい思いもあるが、コロナ禍で東京パラリンピックという大きな舞台に夫婦2人で挑戦できて、すごく幸せだった」と順子選手。悠選手は「これを機会にパラスポーツが広まり、愛媛でさらに自分たちも頑張っていけたら」と話した。

 悠選手は「順子さんが悔しがっていて、続けたいという気持ちを聞いているし、僕自身も完全燃焼にはならなかった。前向きに柔道を続ける方向で考えたい」と語り、今後も競技を続ける意思を示した。(足立菜摘)