12日、東京五輪を控えたU-24日本代表がジャマイカ代表と対戦。試合は久保建英の先制ゴールを皮切りに4点を奪い、ジャマイカに快勝。来月下旬に控えた東京五輪に向けて、仕上がりの良さを示した。

東京五輪のメンバー発表前、最後の公式戦。スタメンはGK谷晃生、最終ラインは右から酒井宏樹、吉田麻也、町田浩樹、旗手怜央。ダブルボランチは遠藤航と田中碧。右に久保建英、トップ下に堂安律、左に三笘薫。ワントップに前田大然が入る、4-2-3-1でスタートした。

日本の攻撃を牽引したのは、20歳を迎えたばかりの久保だった。前半19分には旗手のパスを受けた久保がドリブルで持ち上がり、左足を振り抜く。強烈なシュートは左ポストを叩いた。

そして前半32分、久保が右サイドから中央へドリブルで切れ込み、またも左足を振り抜く。DFとGKの股間を抜く技ありシュートを突き刺し、日本が先制点を奪った。

前半42分には、遠藤が相手陣内でインターセプトし、奪ったボールをつなぐと、最後は自らゴール右にコントロールシュートを沈めて2点目。オーバーエイジ遠藤の圧巻のプレーでリードを広げる。

後半開始から、日本は3人をチェンジ。谷、町田、前田に替えて、鈴木彩艶、瀬古歩夢、上田綺世を投入する。

後半12分、三笘が鮮やかなプレーでゴールを演出する。中盤でボールを受けるとドリブルで持ち上がり、前線の上田へピンポイントでスルーパス。それを受けた上田はGKの頭上を抜くループシュートを流し込み、2人の連携でジャマイカの守備を無力化した。

後半15分、三笘、旗手に替えて相馬勇紀、橋岡大樹を投入し、3バックに変更。直後の後半19分には久保のパスを受けた相馬が左サイドでボールをキープし、中央へパス。堂安が左足で冷静に決め、4対0とジャマイカを突き放す。

後半20分には、攻撃をリードした久保に替えて、食野亮太郎。後半30分には堂安を下げて、三好康児が入った。

直後の後半31分には、途中出場の三好が相手ゴール前でプレッシャーをかけてGKのキックをブロックし、あわやゴールというチャンスを演出する。

4点リード後も攻守に強度を落とさず、攻めの姿勢を貫いた日本。4対0で勝利し、6月の連戦を勝利で終えた。

試合後、先制ゴールの久保は「(得点場面は)チームとして狙い通りの形だった。(攻撃の連携は)できるだけ自分が合わせることを心がけた。まだまだ至らないところがあるので、しっかり突き詰めていきたい」と冷静に振り返った。

2点目を決めた遠藤は「イン巻きは意外と得意なので、決められて良かった。相手はA代表でしたけど、しっかりと自分たちのサッカーを見せて勝利することが最大の目標だった。最後まで集中を切らさずやれたのでよかった」と評価した。

6月下旬の東京五輪メンバー発表に向けて、すべての試合を終えたU-24代表。次戦は7月12日、大阪のヨドコウ桜スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ・U-24ホンジュラス代表戦。試合は19時30分キックオフ。TBS系列にて全国生中継される。