11日、キリンチャレンジカップがノエビアスタジアム神戸で行われ、日本代表がセルビア代表と対戦。試合は伊東純也のゴールを守り抜いた日本が、1対0で勝利。勝負強さを見せつけ、難敵を退けた。

ドラガン・ストイコビッチが率いるセルビアとの親善試合。日本のスタメンはGK権田修一、最終ラインは右から室屋成、植田直通、谷口彰悟、キャプテンマークを巻いた長友佑都。ダブルボランチに守田英正、橋本拳人。右に伊東純也、トップ下に鎌田大地、左に南野拓実。ワントップに古橋亨梧が入る、4-2-3-1でスタートした。

立ち上がりから両チームとも球際で激しく戦い、好勝負の様相を呈していく。日本はワントップの古橋が走り、鎌田、南野、伊東の2列目が高いテクニックでボールを保持し、チャンスを作り出す。

守備では前線からの素早い切り替え、ボランチでコンビを組んだ守田、橋本の素早いアプローチに加えて、センターバックの谷口と植田がゴール前に立ちはだかる。

前半40分には、ヨヴェリッチがペナルティエリアの外から左足を振り抜くが、ゴールの枠を外れた。前半44分には、日本の縦パスが中盤で奪われ、カウンターを受ける。マカリッチのシュートはゴール右に外れたが、肝を冷やす場面だった。

後半開始から、日本は古橋と橋本に替えて、オナイウ阿道と川辺駿を投入。すると後半3分、鎌田が蹴った右からのコーナーキックを谷口がニアでヘディングし、ファーサイドに送ったボールをフリーの伊東が押し込んで先制。堅守セルビアのゴールをこじ開ける。

後半19分には、伊東のグラウンダーのクロスにオナイウが押し込み、ゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。惜しくもノーゴールだったが、紙一重のプレーだった。

後半20分には、室屋に替えて山根視来を投入。後半31分には伊東を下げて、浅野拓磨が入った。さらに後半37分には、南野と長友に替えて、原口元気と小川諒也を投入する。

後半44分には、途中出場の浅野がフリーで抜け出すが、シュートはGKの足に当たり、ゴールならず。追加点を奪うことはできなかった。

その後も日本は集中を切らさず、セルビアの攻撃を完封。1対0で勝利を収めた。

試合後、森保一監督は「選手たちは最後まで粘り強く戦ってくれた。(相手が)ハイプレッシャー、粘り強く守ってくる中、絵を合わせながら何度もトライを続け、最後までチーム一丸となって戦うことを表現してくれた。非常にいいゲームができた」と振り返った。

キャプテンマークを巻いた長友は「良いサッカーができた。みんな走ってがんばってました。最終予選、厳しい戦いが続く。この勝利は大きかった」と落ち着いて話した。

日本代表の次戦は15日、カタールW杯アジア二次予選、キルギス戦がパナソニックスタジアム吹田で行われる。試合は19時25分キックオフ。フジテレビ系列にて全国生中継(一部地域除く)、NHK-BS1にて全国生中継される。