柔道の世界選手権(ブダペスト)女子70キロ級で銀メダルを獲得した大野陽子(コマツ)が日本時間11日、オンラインで取材に応じた。

 決勝で世界ランク6位の大野は、同15位と格下のマティッチ(クロアチア)と対決。残り1分を切り、谷落としで技ありを奪われ、そこから必死の反撃を狙うも相手の気迫に押され初優勝を逃した。「今回優勝して『大野陽子もいるんだぞ』と日本にアピールしたかった」と悔しさをにじませ、「満足できる結果ではない。内容に関してもっとできること、詰めるところもあったように思います」と振り返った。

 東京五輪出場は逃したが、24年パリ五輪を目指す31歳。「体力やスタミナでは外国人選手に負けていると感じない。でも経験がある分、若いときよりもプレッシャーは感じます」という。今後は「攻めの柔道をすることが課題」と見据え、「世界選手権で金メダルを取ることが五輪につながると思うので、まずはそこからパリにつなげたいです」と前を向いた。