史上初の2年連続トリプルスリーを達成しWBCでも主軸としての活躍が期待される山田哲人内野手が全体練習後、WBC球を使って特守を行なった。最初はグラウンドで行う案もあったが、1、2次ラウンドの舞台となる東京ドーム対策として人工芝の室内練習場で…

史上初の2年連続トリプルスリーを達成しWBCでも主軸としての活躍が期待される山田哲人内野手が全体練習後、WBC球を使って特守を行なった。

最初はグラウンドで行う案もあったが、1、2次ラウンドの舞台となる東京ドーム対策として人工芝の室内練習場で行い、逆シングルや短距離のランニングスロー、ゲッツーなど様々な動きを確認しながら約30分。WBC球でのノックは自主トレを通じても初めてだったというが「もっと抜けたりするのかなと思ったけど違和感は無かった。普段のキャッチボールから使っているからか、いい感じで投げられました」と話した。

投手を中心としたディフェンス力は侍ジャパンの生命線であり、1戦必勝の国際大会で守備のミスは命取り。加えて大谷翔平選手の出場辞退により投手陣が再編を余儀なくされた状況の中でミスは許されない。

「最初は違和感がありましたが、今は普通のボールだと感じるぐらい。想像以上の結果で自分でもビックリしてます」。

心強い言葉が並ぶ。NPB最強セカンドに死角は無さそうだ。