東京チャレンジ2021 女子会見コメント

 5月1日に有明アリーナ(東京都)にて無観客で行われた「バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021~」の女子、日本対中国の試合後の記者会見コメントをお届けする。

■日本
●荒木絵里香主将

今日は久々の国際試合をこのような状況の中でさせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。内容としては課題がたくさん見つかり、まだまだ頑張っていかなければならないと痛感していますし、これからまたしっかり頑張っていきたいという気持ちです。

●長岡望悠選手

今日の試合はいろんな方が携わってくださった中で実現できた貴重な機会でした。 その中で自分たちのいろいろな収穫であったり、材料が生まれたので、これからしっかりとチーム全体のレベルアップにつなげていけるようにしていきたいと思っています。

●籾井あき選手

すべてが初めてで、ここに立たせてもらえていることが当たり前ではないと思ってコートに立たせていただきました。でも、結果には結びつかなかったですし、まだまだ自分のプレーは成長が必要だということを改めて再認識できた試合でした。

――長岡選手に。オリンピックの会場となる体育館で、ご自身としてはどんな気持ちでプレーしていましたか?

長岡:この会場は私自身初めてでしたし、代表として国際試合に出場することが2年ぶりぐらいだったので、試合前は緊張もしていたし、そわそわもしていました。
高い相手に対して積み重ねてきたことを出し切った上で体が耐えきれるのか、やってきたことがどこまで通用するのかをずっと考えていたのですが、しっかりチャレンジできたので収穫はありました。

――荒木選手に。世界一の中国と対戦し、3セット目は惜しかったですが、どのように感じていますか?

荒木:中国は間違いなく世界でトップのチームだと思うし、2019年のワールドカップで対戦した時は自分たちの力のなさを痛感しました。 そういう相手に対して、競る展開まで持っていけたことは、自分たちが良くなっている部分もあると思うし、課題と収穫を整理して、次の大会に向けて繋げて頑張っていきたいと思っています。

――3選手に。合宿で高さを想定した練習や映像見ての対策は取られていると思いますが、今回このタイミングで中国と実際に対戦してみて、想定通りだったことや違っていたことなど感じたことを教えてください。

長岡:中国のブロックについて、男性コーチに相手をしてもらって練習していた時と実際の中国の空中で感じるブロックのスピード感であったり、ちょっとした手の出方とか、そういうのは違う部分がありました。そこはしっかりイメージが残せたのでよかったと思います。

荒木: 長岡と同じになりますが、男性コーチとの感覚の違いとして、実際の中国はブロックが抜けてもボールが落ちないですし、 手が伸びてくる粘り強さを感じました。課題としては日本チームのサーブレシーブが終盤になるにつれ、どんどん返るようになりましたが、自分自身、ミドルとしての決定打を出せなかったことです。そこにしっかり向き合って頑張っていきたいと思います。

籾井:サーブレシーブが返っている時にA・Bパスでの決定をもっと増やしていかないと勝っていくのは難しいと感じました。全体的なコンビの精度を上げていくことが必要かなと思いました。

――荒木主将に。オリンピック会場である有明アリーナで実際にプレーされた感想を教えてください。

荒木: 素晴らしい体育館を新しく造ってもらって、そのコートに立ててプレーできたことにすごく幸せを感じます。体育館自体も観客とコートのバランスなど、やりやすいと感じています。ライトが最初慣れなかったのですが、すぐに気にならなくなりました。

――長岡選手に。 怪我から復帰する過程で五輪出場を期待されることが重荷に感じた時期もあったと以前におっしゃっていたと思いますが、そこからリーグでの復帰を経て、現在は代表でプレーできるようになり、どんな気持ちの変化がありましたか?

長岡: 今こうしてバレーボールができるようになるまでいろいろなことがありました。 先に進むのが難しい時期の時は、周りでサポートしてくれる方たちが力みをとるようにさせてくれたりして少しずつ進んできて、今ここでプレーしているという状況になっています。本当にまず支え続けてくれた皆さんや、応援し続けてくれた方たちに大きな感謝の気持ちを持っています。その中で今日の試合もそうですが、自分のこれからというのは、こうして戦った中でチームの今の目標に向かって 今の自分にできることを精一杯やり抜いて、チームに貢献できるのであればという気持ちです。 今日こうやって中国と試合をして、 膝が耐え抜いてくれたということで段階を踏めました。こういうことを大事にして一歩一歩進んで、チームに貢献できるレベルに自分が行けたら精一杯貢献したいという気持ちではあります。

――籾井選手に。日の丸をつけて公式戦でコートに立てた感想を教えてください。

籾井:初めてなので緊張もありましたが、スタメンを発表されてから時間が少しあって、その時に今の自分にできることをやろうと思ってコートに立ちました。

――Vリーグとの違いはどのように感じましたか?

籾井:Vリーグでも1本の重みを感じながらやっていましたが、今日は相手に高さがあるので、トスが少しでも割れたり、近いと1点にできないというのを痛感しました。アタッカーが一番打ちやすいところにトスを持っていくことが必要だと感じました。

――今日の試合は被ブロックが多く感じましたが、アタッカーとのコンビが合わなかったのか、相手のブロックが予想以上だったのか、セッター目線で教えてください。

籾井:最初の2セットは特に被ブロックが多く、その原因としてはコンビが合ってなくて、アタッカーに打たせ切れていないという場面もありました。それは相手がどうこうではなく、自分の問題です。